令和6年正月 満83歳となりました

2024.1.27 読書の日々(83歳の朝) 自宅の書斎で

この冬は、よく晴れ暖かく年末積雪深も25cmと少なく、春も間近と思っていた。ところが、元日のPM4:10、最大震度7(M7.6)の大地震が能登半島を襲い、損壊住宅6.4万棟、4~6m高の津波が石川・新潟の海岸線を襲い、大火災も発生、合わせて238人もの人が死亡した。約4万世帯を超えていたライフライン被害は、1月末現在でも断水4.2万戸、避難者1.5万人、停電2.5千戸と多い。被災規模は不明だが、東日本大震災(2011)、阪神淡路大震災(1995)、熊本地震(2016)に次ぐ大きさだという(朝日新聞1/31)。

また、翌2日には、その救援に向かう海上保安庁の小型機が羽田空港で待機中に、着陸時のJAL旅客機が衝突し火を噴き、停止後20分ほど間に炎上する飛行機の3カ所の避難口から旅客、乗員全員約400名が奇跡的に無事脱出するという、大惨事すれすれの事故が発生。この2つの事故で私はテレビに釘付けにされた。救援に向かう海上保安庁の飛行機には、6名が搭乗中5名が死亡したという。ご冥福を祈る!!

正月の我が家には、例年の通り、華麗なランが咲いている。

一方、世界に眼を向けると、ロシアのウクライナへの侵攻と言う理不尽な戦争も2年目を迎え、収まるどころか益々拡大し、第3次世界戦争に発展しかねない状況である。

その他にも、イスラエルのパレスチナ暫定自治区(ガザ地区)への執拗な空爆で2万6千人を超える死傷者にもかかわらず、国連も西側列強も何もしない、出来ない、という日々・・・

ツインタワーの襲撃で明けた21世紀も1/4世紀を過ぎないのに、戦争の世紀といわれる19,20世紀に逆戻りしたかのような血で血を洗う地獄の日々が繰り返され、80億の人々が絶望の日々を送っている。

コロナ禍を漸く押さえ込み、やっと光が見え始めたというのに・・・

我が、札幌の元町団地も1月中旬から大雪に見舞われ、1/10 40cm、1/16 90cmと平年を越える積雪量となった。

この様な2024年を迎え、私は83歳になりました。先行き不安なこの時代、若い世代はもとより、老人の長生きが本当に幸せなのだろうかと想いつつ・・・

一方、昨年は6月、「国民と森林」152号に「日本へのオオカミの導入の一考察―その有効性と課題―が登載されました。また6~7月には妻と2人 「ドイツ~オーストリア8日間周遊旅行」 に参加しました。さらに、10/20には、京大・教養時代のA3クラス会(東京分会)に60余年ぶりに参加し、ついでに郷里山梨に脚を伸ばし、田畑などの財産処分を進めました。年末、東区老人会に加入しました。そんな1年でした。

写真は、国民と森林152号、ドイツ、オーストリアの周遊旅行、A3クラス会、郷里の山々。

今まで、足を踏み入れたことのない自家山林。そこは、アカマツの直径60~70cmもの大木の天然林で、下草はシカにきれいに食われ、馬酔木(アセビ)のみの林床でした。

ところで、今年の目標ですが、健康第1で、第2、第3も健康です。

さて、今年の予定は、例年と変わり映えがしないのですが、下記の通りです。

1 自治会、老人会活動への積極参加

2 嚥下力など体力の維持、強化のため運動の実施

3 (中欧)海外旅行への参加(単独でも)

4 森林技術への投稿  などオオカミに関する活動に参加

5 庭木 及び、不要家具類の整備

6 山梨の山林、田畑の処分

など盛り沢山です。

これらに体力、智力がついていけるかが最大の問題点です・・・

では、また!!