「ドイツ・オーストリア2カ国周遊8日間 」最終回(5)

シェーブルン宮殿の裏バルコニーより広大な庭園を望む

第5~6日目 (7/1-2) 最終回

7/1 ウィーン:シェーンブルン宮殿/歴史地区観光/宮殿での夜のコンサート

7/2  ウィーン:16:30まで自由行動  帰国:19:50 ウィーン空港→関西空港

それからウィーン市街地歴史地区観光。美術史博物館、シュテハン修道院、オペラ座、ケルントナー通りなど約3時間かけて観光する。もう脚はくたくた。早く休みたい。

街中のレストランで昼食。食後5時頃まで自由行動。妻と2人、帰路を聞きながら歩いてホテルに戻り、ベッドに横になり休息する。

5:50 再びホテルからバスで宮殿まで行き、近くのレストランで夕食。8:15 宮殿にてワルツ主体のコンサートに参加。カジュアルなコンサートで面白い。

PM11:30 ホテルに到着。体力の限界。倒れるように寝る。無事、旅の最終日は暮れた。

7/2  今日は帰国日。

12:00 チェックアウト。荷物をフロントに預け、ウィーン最後の自由行動。ホテルに隣接する大きな森の市立公園に行く。人が群がり、池があり大きな鯉が泳ぎカモがいる。モーツァルト、ヨハンシュトラウス2世の像がある。街の中心部には尖塔の教会が見える。

歩いていくと途中小公園にべートーヴェン像。公園のベンチで休んで暫くしてホテルに戻る。

4時バスが来て30分でウィーン空港。1時間でミュンヘン空港。PM9:50 関西空港へ出発。 黒海、ゴビ砂漠、北京、韓国、日本海、島根県の上空を経て関空に。旅は終わった。

追記

 中国大陸を横断する空路の旅は今回が初めてであり、カザフスタンから韓国までの約10時間は、不毛の茶色の大地が延々と続き、日本海を過ぎ、雲間から見る我が国、島根、鳥取地方の豊かな森林に覆われた緑の国土を見ると、涙が出るほどの感動を覚えた。

参考

シェーンブルン宮殿

ウィーン郊外に建ち、ハプスブルク家の夏の離宮。バロックとロココ様式を持つ荘厳な宮殿と広大な庭園が往時の栄華を今に伝える。時の皇帝レオポルド1世の命により、「フランスのベルサイユ宮殿に匹敵する宮殿を!」により1696年着工。設計は建築家F.V.エァラッハ。しかし、スペインとの戦争、皇帝の急逝により中断。マリア・テレジアの時代に完成。

マリア・テレジア・イエローと呼ばれる明るい黄色の外観が庭園の緑に映える壮麗な宮殿。往時は1,500人の家臣と1,441室もの部屋を持つ。長さ43m、幅 10mの大ギャラリーは、1814年のウィーン会議「会議は踊る」の舞台。

1961年にはケネディーとフルシチョフの東西首脳会議の舞台にもなった。

美術史博物館

ハプスブルク家の膨大なコレクションを収納するヨーロッパ屈指の博物館。見どころは2Fにある15-18世紀の名画コレクション。ヘルメール、レンブラント、ルーベンスといった巨匠の作品が展示されている。

シュテファン寺院

初めてオーストリア皇帝ルドルフ4世の命により、1365年からゴシック様式に改修。

ハプスブルク家の威信をかけた巨大建造物。地下のカタコンペには、一族の内臓を治めた銅壺が安置されているという。

オペラ座

パリのオペラ座、ミラノのスカラ座とともに世界の3大オペラ座の1つで音楽の殿堂。1869年、宮廷のオペラ座としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」で幕を開けたという。

5回の掲載にお付き合い下さり、ありがとうございました。これでささやかな旅は終了です。

では、また‼