ふたたび「シンリンオオカミ」に会いに *** 円山動物園へ ***

築山で丸くうずくまるシンリンオオカミ、ジェリとカエデ姉妹(2023.2.15)

天候も荒れることなく一大行事「札幌雪祭り」が無事に終わった。我が家では、デンドロビウム・スプリングソングに続いて、同じ「セッコク」のデンドロビウム・ハナレイクが紫と黄のくっきりした花を咲かせ、薄いピンクのファノプシス(コチョウラン)がこれに続く。

そんな中、2月15日、「国民と森林」への投稿を済ませ、急にオオカミの会いたくなり、12/16以来丁度2か月ぶりに独り円山動物園に向かった。 外は冬たけなわ、街はすっぽろと雪化粧、地下鉄を降り、歩いて円山公園を抜け動物園に向う。

円山原始林の麓にはカツラやニレの大木の広葉樹林、それに高齢のスギ人工林が続く。その森の小径をゆっくりと歩いて15分ほどで動物園に着く。外気温はー6.2℃。冷え込んでいる。

真っ直ぐ「オオカミ舎」へ向かう。園内には雪祭りで訪れたのだろうか、若い台湾からの観光客が多く見られ賑わいをみせて居る。

静かなカエデの姿。ともに生後10か月という。

狼のジェリ、カエデの2姉妹は、前回とは異なり、ゆったりと低い築山の頂で並んで丸くなっている。 時々起き上がり周囲を歩く。台湾からの若い女性は狼は可愛い、好きだ!と言ってしきりにスマホで写真を撮る。その内の一人が、お手玉のような小さな布袋を投げ上げると、頂きで丸くなっていた狼はそれを目で追い、頭を動かし、なにやら反応している。

日本語で、お国には狼がいるのかね?と聞いたら、毛の短い小さな狼が居るという。鹿もいるという。次から次にと台湾からのお客が来てじっくりと見ていく。私も彼女らに付き合って1時間半もオオカミ舎に粘り、すっかり冷え切り、オオカミ舎を引き上げた。帰りには、我が国の若い娘さん達もオオカミに関心があるのだろうか!? と思いながら家路を急いだ。

では、また!

コメント

  1. 山根 より:

    いい写真ですね