満81歳の誕生日を迎えて

2022.1.27 満81歳の誕生日を無事迎える。

この日、1月27日、満81歳の誕生日を迎えることが出来ました。 起床7時、晴れ。日の出を待って2礼2拝。気温-2~+1℃。積雪深90cm(例年の1.5倍)。前日のコロナ感染者が全国で7万人、本道で2千人と1日の感染記録を更新。国は、今日から来月20日まで「蔓延防止等重点措置」を34都道府県に発令。世の中は「またかー」と諦め顔だが、別に不穏な動きは無し。

私は無事この日を迎えることが出来たことを、先ずはお天道様、そして家族に心から感謝し、先祖に報告しました。

この81歳と言う年齢は、私にとってはもとより、同年齢の世代にとっても重要な意味を持ちます。2020年時点での男性の平均寿命が、81.64歳であるからです。来年になると約0.25歳がプラスになります。それ故、この1年無事に過ごすことが出来たら平均年齢を超えることになります。

高齢化社会、超高齢社会と、活字や映像を見ても、もう耳にたこができるほどで見・聞き飽きました。しかし、やっと平均寿命が越えられ、感慨深さ一入です。

でも、社会的には喜ぶべき事なのか、否かは意見が分かれます。

私としては、これからの日々が、健康であり、世のため人のため、何らかのお役に立てるよう精一杯頑張っていこうと思っています。

ところで、平均寿命と言うからには、この年齢以下で亡くなった人数と、生存している人数が同数と言うことになるのでしょう。以下は私の思うところです。

私の郷里の野々瀬小学校での同級生は61人で、亡くなった方は26人(43%)と聞いている。また大学時代の同級生は26人で亡くなったのは9人(35%)であるという。

数値は正確ではないが、まあそんなとこだろう。 これからが急激に変化しそうである。

ところで昨年1年をふり返ってみると、コロナに明けコロナに暮れた1年でした。でも、その中で私的な事柄も色々ありました。

郷里山梨では、①実家が土地ごと売却できた(5年越しの懸案事項解決)。 ②実家隣の小学時代同級生が死亡。

札幌では、③5、6月にコロナワクチンを接種し、幸運にも昨日3回目の予約が出来た。 ④6月末、第66回森林技術賞を先輩と共同で受賞した。 ⑤年明け早々、石狩振興局主催の野生動物セミナーで「アライグマ問題について」講演。 ⑥大学時代の大阪在住の同級生が死亡。などがありました。今年はどんな年になることでしょう。

懸念事項は、脊柱管狭窄症からくる「座骨神経痛」です。これとどのように取り組んで行くかが最大の課題です。でも、なんとか、うまく付き合っていくしかありません。

聖路加国際病院の名誉院長さんで2017年に106歳でなくなられた、日野原さんは次に様に述べております。

「仏教の言葉に『生病老死』というのがあります。人は生きる限りは苦しみがあり、生きる苦しみ、老いる苦しみ、病む苦しみ、そして死ぬ苦しみ、この4つの苦しみを私達は生涯を通じて持っているわけですから、健康であると言うこと以上に、生きるとはどういう事かが大切だと思います。(中略)人が生きていく上で、病気とか老化は宿命です。(中略)老人に相応しい生活をするのに支障がなければそれで良いのです。老人が100mを十何秒で走る必要はないのです。(中略)若干の病気を持っていても、その人が生きていること自体、あるいは、周囲の人もその人に生きていて欲しいと願う、その様な存在で人生を送られれば、その人の生存の意義は十分にあると思います。」

私もこの様に考え、これからの余生を、病気と上手に付き合い、そして老い、1日1日を大切に生きていこうと思っています。

今年も何かとご支援よろしくお願いします。

では、また!!