R5「道民の森ボランティア活動」終了する。

道民の森神居尻地区総合案内所

今年も10月末で当別、道民の森の活動を終え、長い冬眠期間に入ります。今年は、5月の大型連休の開園から、隆盛を極めたコロナ感染も低迷・衰退し、平常の活動が戻ってきました。 3年ぶりの復活です。

しかし、私の場合、高齢等から「森の観察会」だけに限定し、5~10月期間に合わせて6回出かけました。また、今年はいつもと違い、9月30日、T社の植樹活動「木育ツアー」に急遽狩り出され、得意の植樹指導にも当たりました。今年の6~9月には、25℃を超える夏日が多く、異常に暑い夏でした。でも10月に入ると急に気温が下がり、平年並みに戻り、過ごしやすいこの時期、読書にウォーキングに楽しい時を過ごしています。

今年最後の出番10月8日は、朝から晴れ渡り、札幌の自宅から60キロ余りの当別山中の道民の森への通い慣れた道を感慨無量で辿りました。当別への入口である石狩川の札幌大橋あたりからは、神居尻山(947m)はもとより、ピンネシリ(1,100m)山頂のレーダードームも秋空にクッキリ輝いて見えました。当別ダムを超え、ダム湖を横切り、青山中央の廃校を左に見て、無人の地を更に北上します。この地域には昭和30年代には、まだ、森林軌道が走っていたといいます。

また、この日は、神居尻山のトレール登山競争の日であり、100台を超える自家用車が総合案内所前駐車場周辺に集まり、平常見られない賑わいを見せていました。レースは10:00、キャンプ場をスタートし、神居尻山の麓を周り、頂上を踏み、再び出発点に戻るという高低差700m、足場の悪い細い急な坂道25kmコースを駆け抜ける大変厳しいものです。この日の1番乗りは、2時間5分という驚異的な記録でした。

この記念すべき賑わいの日が、私のボランティア「森の案内人」の最後の日となりました。 私は、平成11年、森林整備公社に就職して以来、これまで25年間、道民の森ボランティア活動に従事してきました。主なイベントは、登山巡視、植樹指導、キノコ観察会、森の案内などでした。

そして、満82歳の今年を最後に、主に健康上の理由から活動を止めることにしました。   長年にわたり、開園期間の5~10月、月1回程度の土日祝祭日に出動するボランティア活動は、平凡な日々の適当な刺激となり、また、実に多種多様な人との出会いの連続でした。そんな対象は、主に家族連れ、それに単身の中高年の方々、若者、総合学習の小学5年生等と様々でした。

中には、息子同様、親子関係以上に色んな話が出来る若者と知り合う事ができ、現在も交流を続けている次第です。

そんな諸々の想いを写真で綴り、記念の1ページとします。 よろしくご覧あれ!!

ではまた!! Auf wieder Sehen!