3月も中旬になると、日中の気温もプラス2~5度にもなり、下旬には日中10度を超え、夜間もプラスとなります。陽の光も日に日に輝きを増し、朝夕の空の色もピンクをおび暖かさが感じられるようになってきます。
木々の根元の雪が解けて、ポッカリと穴が見えてきます。これは、木の幹に地上と地中から伝わった熱によるものでしょう。
雪上にはなにやら獣の足跡が残されています。多分キタキツネでしょう。
サクラやカエデの木の芽も色づき膨らんできます。でもこの時期、思い出したように大陸から流れ込む雪雲により雪が舞い、朝起きると5~15cmほどの積雪をよく見ます。それでも、日中10度を超えるようになると、積もった雪も瞬く間に融け、下の堅い雪の層も日に日に薄くなっていきます。
雪の下では、もう水仙やクロッカス、ギョウジャニンニクなどの芽が出始めています。
残雪の合間から真っ先に花を咲かせるのは福寿草(フクジュソウ)です。今年は3月25日にもう花を咲かせていました。
積雪の少ない灌木類の根元でひっそりと、上の木々が葉を開く前に、太陽の光を浴びて黄金色の花を咲かせています。時折リ降る雪に埋もれながら・・・
こんな事を2~3度繰り返すと、もう待ちに待った春「4月」です。
でも、カタクリは、未だ芽を出しておりません。
サクラの咲くのも、ははるか1か月後です。
ねがわくば 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月のころ 西行
♪ はーるよ こい ! はーやく こい!
コメント
春ですね!(^^)!
赤ゲラも鮮やかな婚姻色でした。