クロアチア・スロベニア周遊8日間の旅(3)

裏山展望台よりドブロヴニク市街を望む。

第3日目、朝8時スプリットのホテルを発ち、一路230km南下し、アドリア海の真珠と謳われた「ドブロヴニク」へ。途中、ボスニアヘルツェゴビナの町「ネウム」に立ち寄る。国境通過の検問である。国境を出るのは簡単だが入るのは厳しい。全員パスポート提示のため下車して通関のチェックを受ける。無事通過。休憩を含めて30分かかる。

ネウムの海岸線9km、これがこの国唯一の海に開かれた土地である。

14時 世界遺産「ドブロヴニク旧市街」の「ピレ門」前の駐車場に到着。

この街の誕生は614年、城壁で囲まれるのは8世紀のこと。現在の規模になるのは15~16世紀という。この町は、ベネチィア共和国と覇権を争った海洋都市である。当時の街並みは、1667年の大地震で城壁とスポンザ宮殿を残してほぼ壊滅し、近くは1991年、ユーゴスラビア連邦軍による攻撃で町は悲劇的に破壊されたが、その後精力的に修復され、2010年には裏山スルジ山のロープウエイも復旧し、現在では、紛争の傷跡がほぼ見られないという。

その日は悪天候(風雨)のためこのロープウェイは残念だが運休。早速、ガイドについて旧市街地内を観光する。その内、雨は強く雷鳴もなり出した。折良く聖母被昇天大聖堂の中に避難する。

大聖堂での雷鳴は記念すべき出来事。この教会はカソリックであり、妻の信仰と同じゆえ、そのまま動かず自由時間を過ごす。
その後は、ロープウェイ観光の代わりに、近くのロベリアナッツ要塞や新市街地を歩いて観光する。

第4日目 9:00~12:00 天候に恵まれ「城壁めぐり」

延長2kmの城壁上の道を赤い瓦の美しさに魅了されながら歩く。世界中の人々が歩いている。6~8月行楽期にはどこもかしこも人、人、人で止まることも休むことも出来ないという。

各自が好きに昼食をとり、12:30、これまで来た道を450km引き返す。
国境の町を再び通過して北上する。

目的地は、ボスニアヘルツェゴビナとの国境に近いプリトブィッツェ国立公園。
夜中20:00、ホテルに着く。寒くて暖房を入れる。それから夕食。 国立公園内のホテルの夜は過ぎて行く。

コメント

  1. 山根 より:

    良い旅路だったのですね