第3日目、朝8時スプリットのホテルを発ち、一路230km南下し、アドリア海の真珠と謳われた「ドブロヴニク」へ。途中、ボスニアヘルツェゴビナの町「ネウム」に立ち寄る。国境通過の検問である。国境を出るのは簡単だが入るのは厳しい。全員パスポート提示のため下車して通関のチェックを受ける。無事通過。休憩を含めて30分かかる。
- 「ナウム」ボスニアヘルツェゴビナ唯一の海岸線
- クロアチアとボスニアヘルツェゴビナの国境に立つ旗
ネウムの海岸線9km、これがこの国唯一の海に開かれた土地である。
14時 世界遺産「ドブロヴニク旧市街」の「ピレ門」前の駐車場に到着。
- ドブロヴニク旧市街地の入口「ピレ門」
- ミンチェタ要塞(城壁の標高最高部)。旧市街、ロクルム島がすべて望める。
- 守備兵監視所と城壁大砲
この街の誕生は614年、城壁で囲まれるのは8世紀のこと。現在の規模になるのは15~16世紀という。この町は、ベネチィア共和国と覇権を争った海洋都市である。当時の街並みは、1667年の大地震で城壁とスポンザ宮殿を残してほぼ壊滅し、近くは1991年、ユーゴスラビア連邦軍による攻撃で町は悲劇的に破壊されたが、その後精力的に修復され、2010年には裏山スルジ山のロープウエイも復旧し、現在では、紛争の傷跡がほぼ見られないという。
- ピレ門から入った城壁内の案内図
- 町の中心街「プラツァ通り」
- 観光客で賑わうドブロヴニクの大通リ。
- ルジェ広場の正面に建つ「旧総督邸」
- プラツァ大通りに交差する小路(カフェ、フードショップetc.)
- プラツァ大通りに交差する小路(カフェ、フードショップetc.)
- プラツァ大通りに交差する小路(カフェ、フードショップetc.)
- プラツァ大通りに交差する小路(カフェ、フードショップetc.)
- プラツァ大通りに交差する小路
- プラツァ大通りに交差する小路(カフェ、フードショップetc.)
その日は悪天候(風雨)のためこのロープウェイは残念だが運休。早速、ガイドについて旧市街地内を観光する。その内、雨は強く雷鳴もなり出した。折良く聖母被昇天大聖堂の中に避難する。
- 聖母被昇天大聖堂
- 修復中の大聖堂
- 聖母被昇天大聖堂の内部
- 聖母被昇天図
- イエスキリスト像
- 聖母像
大聖堂での雷鳴は記念すべき出来事。この教会はカソリックであり、妻の信仰と同じゆえ、そのまま動かず自由時間を過ごす。
その後は、ロープウェイ観光の代わりに、近くのロベリアナッツ要塞や新市街地を歩いて観光する。
- 旧市街に接近して立つ「ロヴリィェナツ要塞」
- 旧市街に隣接する民家。
- 民家に咲く花。何の花だろう?
第4日目 9:00~12:00 天候に恵まれ「城壁めぐり」。
延長2kmの城壁上の道を赤い瓦の美しさに魅了されながら歩く。世界中の人々が歩いている。6~8月行楽期にはどこもかしこも人、人、人で止まることも休むことも出来ないという。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 城壁に囲まれた町と背後の裏山。
- 城壁からドブロヴニク市街を望む。 赤い瓦が美しい。
- 断崖の上に立つ城壁。難攻不落。
- アドリア海に開く旧港。往時はベネチィァと競う。
- 城壁上の道路。右が城内の道路。 赤いカワラ屋根が美しい。
- 高さ25m。延長2kmもの城壁上からドブロヴニク市街を望む。
- 城壁上からドブロヴニク市街の中心街プラツァ通りを望む。
各自が好きに昼食をとり、12:30、これまで来た道を450km引き返す。
国境の町を再び通過して北上する。
目的地は、ボスニアヘルツェゴビナとの国境に近いプリトブィッツェ国立公園。
夜中20:00、ホテルに着く。寒くて暖房を入れる。それから夕食。 国立公園内のホテルの夜は過ぎて行く。
コメント
良い旅路だったのですね