- 中庭の残党「ヤブラン」(ユリ科)
- ヤブハギ(マメ科)山梨山林にて
- マムシグサ(サトイモ科)/山林にて (5/26)
8月30日 炎天下の郷里山梨を訪れました。30年間も空家にした生家を3年前に撤去した跡地には、一面雑草が茂り、その中にひっそりと可憐な花々も見えました。
ヤブラン、カタバミ、ヤマハギ、ニラ、名の知れぬユリ、ツキミソウ、ヒメジョオンと外来種もあり、それに丈が2mにも及ぶ悪名高きヨウシュヤマゴボウ等の花々・・・も見られました。
- 懐かしい解体前の山梨の生家(2015.4)
- 解体後の生家の風景(2018.5)
- 解体後の実家の敷地、まだ雑草はまばら(2016.4)
- 雑草の茂る実家の敷地(2019.8)
- カタバミ(カタバミ科)
- ヤマハギ(マメ科)
- ヤマハギ(マメ科)とメマツヨイグサ(アカバナ科)
- 一度伐り倒した「ヨウシュヤマゴボウ」(ヤマゴボウ科)
- 再生続ける 「ヨウシュヤマゴボウ」
- ニラ(ユリ科)
- ヒメジョオン(キク科)
- 名も知らぬトランペット状のユリ
建物跡の空地に対して、2年前、密生したスギの造林地を間伐して明るくした林内には、2mに及ぶヨウシュヤマゴボウやタケニグサが点々と生え、林床にはヤブハギやカラマツ、スギの稚苗も見えました。その他には殆ど雑草は見られず、裸地のままです。
- 間伐前のスギ林(2017.10 林内は暗い)
- 明るくなったスギ林の間伐後の林床(2019.4)
- 昨年植えた杉苗(2019.6)
- スギの実生(天然更新)
- カラマツの実生(天然更新)
- 伐採跡地に侵入のヤブハギ(マメ科)
- マムシグサ(サトイモ科)/山林にて (5/26)
火炎地獄の様な郷里を逃げるように離れ、一週間ぶりに戻った札幌の自宅周辺には、やはり雑草が今を盛りと茂り、トゲシチャ、セイタカアワダチソウ、ノラニンジン、タンポポモドキ(ブタナ)、それにハナツリフネ、ゲンノショウコ、エゾネギ、ニラ、ミズヒキ など郷里と同じ物も見られました。
- トゲチシャ(キク科)
- セイタカアワダチソウ(キク科)
- 牧草畑から逃亡者「ノラニンジン」
- タンポポモドキ(キク科)
- 近頃よく見る外来の「ハナツリフネ」
- ゲンノショウコ(フウロソウ科)
- エゾネギ(ユリ科)
- ニラ(ユリ科)
- ミズヒキ(タデ科)
さらに珍しいものをと捜すと、エゾフウロ、ゼニバアオイ、エゾタチカタバミ・・・等もありました。
- エゾフウロ(フウロソウ科)
- ゼニバアオイ(アオイ科)
- ゲンノショウコ(フウロソウ科):煎じて腹痛の薬
- エゾタチカタバミ(カタバミ科)
- ノブドウ(ブドウ科)
- ヒメジョオン(キク科)
- エゾフウロ(フウロソウ科)
- エゾアザミ(キク科)
- イヌタデ(タデ科)
- リンドウ(リンドウ科)
ミズヒキは真っ赤で、ノブドウも色づき、すっかり涼しくなり、リンドウも咲きだし、まもなく秋の到来です。では、また・・・
参考 :雑草とは
1 いろいろな草。耕作地に生える栽培植物以外の草本。(広辞苑)
2 耕作地や林野に生育する草本で、人間の生産の目的に沿わない、無用な 又は有害なもの。日本に500種(s49)帰化植物が多い。(広辞苑 平凡社カラー植物百科)
ゲンノショウコ、ニラ、スギなどは薬草、野菜、建材として有用ですが、雑草に交じって生育しているので雑草として掲げました。本来、雑草とは言えません。
コメント
炎天下の山梨 ご苦労様です
札幌の地は外来種が盛んに咲き誇っていますね
これもあれも開拓の「なした成果」ですか。
涼しくなりました。雑草などというものはない。
その思いが伝わってくるホームページです。
ホームページの「手直し」細かくやっていますね。