築20年 我が家の外装(屋根 タイル壁等)修理!

4/15、庭のカタクリが咲き、石狩川河口マクンベツ湿原で水芭蕉が咲いた。
今年はいつもと違った春の訪れである。3月以来、我が国の新型コロナウイルスの感染は留まることなく、3/1の300人から始まって4/1-2,100人、4/10-5,300人、4/20には10,800人、4/25-13,226人となり、4/30には2万人を越える勢いである。本道601人(4/25)。

その為あらゆる行事が自粛や取り止めとなっている。我が家でも、4月中旬の山梨への帰郷、6月の海外旅行、地元では日曜ミサ、ボランティアや町内会総会など各種の集まりが中止となり、あれほど大騒ぎしたオリンピック延期も忘れられるほどの想定外の連続の毎日である。
そこで、急遽、不用のお金で念願の「築20年の我家の大修理」を計画した。
時期は、雪融け直後4月半の1週間とし、早速、業者選びを始めた。  我が家の施工業者は十年程前に倒産したため、昨年たまたま見つけたK社をはじめ ネットで選んだ近隣4社に見積書を電話でお願いした。当初五十万円程の予算であったが結果は2~3倍以上の額となりビックリ。結局K社を選び着工の運びとなる。
4/13 先ず、足場職人が4人、2台の大型トラックに資材を満載して到着。3時間程で足場を組み終わる。彼らのきびきびした動作は、ロウテクながら決してハイテクに劣らない。常にニコニコ会話しながらの仲の良い連係プレーを見せてくれて、あっと言う間の足場の組み立てであった。

翌日は、朝早くから、仕事について未だ何年も経っていない若い兄弟みたいな塗装工2人、足場櫓を覆う寒冷紗のようなネットを張り、次いで玄関屋根を塗って帰っていった。

一方、本屋根の塗装には年季の入った一人親方みたいな中年の職人がやってきて、高圧洗浄後、さび止めをこれも瞬く間に仕上げて帰っていった。

私は、人の居ない朝夕、足場の階段を昇って3階から屋根に移り、双眼鏡で4方の山々を遠望したり周囲の家並みの写真を撮ったり、足場を巡って、剥がれそうなタイルを一枚一枚打音診断して探し出し、印のテープを貼って回った。

全体責任者であるK社長は、本業は塗装屋であるが、タイル工に早変わりし、外部の仲間達と連携をとり、どんな工法が効率的か研究を重ね、時々やってきては試している。
そして、浮いたタイルを剥がれた場所近くに並べ、ボロボロになった下地材をきれいに削り、薬剤で固め、その上にタイルを貼るという手間のかかる着実な方法を編み出した。

タイルの浮くのは窓枠周辺部で、窓枠部分から雨水がしみ込み、下地のボードを風化させるからで、他の部分には殆ど損傷はない。剥がれたタイルは全部で50枚程度であった。

ガレージのシャッターは、屋根の雪被が落ちて損傷したもので、シャッター屋は曲がった部分15枚程を取り替えて30分位で帰って行った。

北国の春は3寒4温、天気は続かず、晴れたり時雨れたり雪が舞ったりで、特に壁塗装工は塗った塗料が雨で流れてやり直しと天候待ちの車内待機の繰り返しで可哀想だ。

こんな天候に土日が加わり、予定の一週間が12日間にも延びてしまった。
3/24  昼過ぎ、6人の足場職人が2台の大型トラックに乗って再びやって来た。彼らは、2時間もしない内に足場を解体し、車に積み込み帰って行った。

足場を組むのに邪魔な桜の枝も、我が家の室内で咲き初め、コロナに心配のない花見を楽しんだ。あと一週間もすれば、庭の大木の本格的な花見となる。

今後コロナウイルスの感染は、どのように転じるのか一向に解らない。

一刻も早く収束することを祈っている毎日である。

コメント

  1. 山根 より:

    庭の桜の開花が待ち遠しいです(^_-)-☆