「国民と森林」 第156号 発行となる。

3/15 待望の「国民と森林」第156号が郵送される。

2026.3.15 待望の、国民森林会議の会誌「国民と森林」第156号が10冊届く。

早速中身を確かめ、図書館を始め友人など配布先を決め、郵送する。

 1冊320円で全国何処でも届く。

 この論考は一昨年来の懸案のテーマで、MyHPの「ひぐま考」として折に触れ纏めたもの集大成である。

昨年は正月早々、ヒグマの実態を探りたく、札幌円山動物園に通う。

その前年は、専らオオカミ館が訪問先であり、今回はその奥にあるヒグマ館である。

札幌円山動物園のヒグマ

オオカミ館もヒグマ館も多くの観光客がひっきりなしに訪れ、特に関心の高いのは外国人の若い女性である。

ヒグマ館の住人は14才のオスで体重280kgという。ヒグマの寿命は20歳というので人間では50代の立派な成獣である。

今回の出版スケジュールは、締め切り10 月下旬、完成ゲラ仕上がり、12月上旬、出版1月初旬の予定であったが大幅に遅れた。しかし、その間一月に、レイアウト・ゲラのPDFを送ってもらった。2/16,これを第一版として、自分のプリンターで写真や図表を取り替え、それをプリントアウトし仲間や知人・友人に郵送した。

それは、当時、全国的にクマの出没が社会問題化し、毎日のように、世間を賑わしていたからである。

更に、その後、どうしたわけか会誌が、いつものモノトーンと違い、この号はカラー仕上げとなり、急遽カラー化に取り組んだ。しかし、エクセル図表の カラー化は図面がにぎやかになるだけで余りメリットがないので、写真のみをカラーにすることとした。そして、3/3、カラー化した第二版も自らプリントアウトして他の友人、知人、親戚に多数送った。

更に、3/15,156号が届き、これもまた。仲間や知人に送った。

郵送で届いた感想文など。ネット上にもいくつか届いた。

これらに対する友達等の反応は次のとおり。

1 職場の上司

前略、ご恵送頂いた「ヒグマ」の論文に、今日ようやく目を通すことが出来ました。

的をえた内容だと思います。昨年のクマ被害の増大は、本州では、ブナの実の不作、北海道ではミズナラの実の不作と報じられています。森林に関わる者にとっては、この解決策がキモと思いますが、小生は既に○○作りが主体で、年齢も米寿を過ぎ、森のことを考える余裕はない有様です。貴君の熱意に敬意を観じております。益々のご活躍を記念しています。敬具

長年にわたり蒐集され、分析された草稿をわざわざご送付いただきまことに有難うございました。この何年か、マスコミを騒がしているヒグマについて、これ程のデータを収集され、論考されていることに感銘し、しかも80才を超えているにもかかわらず今なお研究心を持ち続けている貴君に改めて敬意を表する次第です。

この草稿を通じて観じられるすみ分けによるヒグマとの共存は、大変困難としても、唯一正解かと思います。この中にある森林の改変、つまり熊の餌となるドングリの木を維持するなどは、今まで森林側の発想からは殆ど出たことはなく、貴君の卓見と思えます。私は、貴君も承知のとおり、昭和63~平成2年、自然保護課長を務め、ヒグマとの関わりは浅くありません。当時の知事は横路さんで環境派が売り物でした。

ヒグマの好む餌の一例。

キタキツネ、エゾシカの保護が強く叫ばれ、ヒグマも保護すべきとの声で春山駆除がヒグマの絶滅を招くとして政策課題になっていました。

当時、柴田副知事の指示もあった、審議会を設け各会の意見を聞き、春山駆除期間を20日間縮めたのは、私の課長時代でした。その後、高山、堤課長時代に全面的に春山駆除は禁止となりました。これが今日の増大の遠因になっているのではないかと推測されます。

私のすぐ横に手稲山の裾野があり、何年かおきにヒグマ騒ぎが起きています。これだけ人里近くにいるヒグマは、駆除されてしかるべきと住民は思います。

人口が180万人という大都市でありながら、大型猛獣であるヒグマが札幌市の中央部に現れるなど真に希有な街であり、多少騒がれても、やはり、ヒグマは北海道にいた方がよいと思っています。

2  職場の仲間

急に春めいて雪が溶けたり、戻り雪のような変な天候が続いております。

先日、貴重な論考をご恵送いただき有難うございました。相変わらず、問題の周辺に関わる広い知見など、広汎な論理展開が成されており、大いに勉強になりました。

一つ感想の様なことを記させて頂きますと、純森林に関する論考からは感じることがない、柔らかさとも言えるものを観じました。いづれにせよ、また、良き続き、よろしくご指導いただきます。

3 職場の後輩

ご無沙汰しております。
この度はヒグマに関する論文を送付いただきありがとうございます。
道民の森について、
神居尻山に至る登山コース上では毎年ヒグマを見かけたという登山客の情報が寄せられるが
人が多く出入りする下の観察コースでは痕跡はあっても姿を見せたことがなく
いずれもこれまで人的被害はないという状況は偶々なのかもしれませんが、
青柳さんの論考を証明しているようにも思います。
一歩進めて、道民の森をヒグマと人との共存モデルエリアとして、
共生の森づくりや入林ルールの徹底を図り広く知ってもらってはどうかなど、
いろいろ考えさせられ、大変興味深く拝読させていただきました。
ありがとうございました。

昨年の今頃、「ひぐま考」の骨子として纏めたものを送っていただき、拝読しました。

製本になった今回の内容を見ると、その内容の広がり、深さなど旺盛な研究力に頭が下がります。報道でも、知床のヒグマに対するの観光客のマナーの悪さ(餌をやったり、写真を撮るため危険なまでも近づくなど)が、ヒグマを人に馴れさせ、市街地におびき寄せるなどヒグマの生活圏を乱していると指摘しています。

さらに、本州のツキノワグマによる人身事故、これは、過疎化と離農などにより熊と山間部に住む集落の人々の生活圏が重なってしまったためで、残念ながら、傷害事件はまだまだ続くでしょう。色々と考えさせられました。ありがとうございました。

おわりに、健康にご留意され、今後ともよろしくご指導お願いいたします。

4 親戚

『ヒグマと向き合う』を楽しくかつ感銘深く読ませて頂きました。
総じて、君にしか書けない文章・内容だと思いました。

森林とのかかわりの60年間を通じて、「森林内で野生のヒグマを
見た経験はない」しかし「ヒグマは森林に入った私たちを見ていた」
という記述は私に胸に刺さりました。

「ヒグマ考」で注目されるのは、Ⅲ 私案「ヒグマ基本計画」だと
思います。あえて私案を提示されたことに敬服します。しかしこれは、
門外漢ながら、具体論になると本当に難しい問題だと思います。
「国民と森林」誌に掲載されて広く議論を巻き起こすきっかけになって
欲しいです。

特に、「森林ゾーン=共生の森」の創生は、心ある森林技術者の英知を
傾けてもっとイメージを詰めて頂きたい。例えば北海道内の国立公園
との関係、広さ、場所(複数?)、そして個体群密度/(km2)や最適個体数,
運営・管理の具体論など。

今回あらためて、内外の著名な動物学者の言説を知り得て啓発されま
した。山梨で地域青年団がワナでクマを捕えた話は知りませんでした。
そんなことがあったのですね。なつかしさを感じます。私の今住む(関西地区の)
自治会回覧に道路わきの菜園近くでクマらしい黒い影を見たとの情報が
流れていました。

今後とも、お元気でお過ごしください。

5 友人

青柳君 岩橋です
どうも
花粉で苦しめられ
お礼が遅くなりました
貴重な論文拝読しました
熊の悲哀を感じました
熊は外的要因がなければ
自分で個体数管理は出来ませんからね
生態系を守りながら
人間と熊で個体数会議を開いたらどうなるかな
、、、、

拝啓

先日(20日)「論考」届きました。

明快な論旨、工夫された図表、解りやすい文章、一気に拝読できました。

お陰様で、熊問題の所在・課題・対策の方向を理解しました。

提案により、関係行政機関の施策等の示唆になることでしょう。

貴君の一層のご健勝を願っております。

以上です。

ではまた!!

コメント

  1. 樋泉 実 より:

    青柳様
    会報誌掲載おめでとうございます。
    分かりやすい論文でヒグマが人類の歴史や環境と深く関わっていることが
    よく理解できました。北大には「クマ研」という歴史ある学生サークルがありますが
    彼らが代々蓄積してきたデータのおかげで「クマ研究」が進んだと関係者が言っていました。「ヒグマ問題」は奥の深い今日的な社会課題です。議論や提言が幅広く伝わっていくことを
    願っています。
                                     樋泉

  2. 樋泉 実 より:

    青柳様
    会報誌掲載おめでとうございます。
    分かりやすい論文でヒグマが人類の歴史や環境と深く関わっていることが
    よく理解できました。北大には「クマ研」という歴史ある学生サークルがありますが
    彼らが代々蓄積してきたデータのおかげで「クマ研究」が進んだと関係者が言っていました。「ヒグマ問題」は奥の深い今日的な社会課題です。議論や提言が幅広く伝わっていくことを
    願っています。
                                     樋泉

  3. 樋泉 実 より:

    青柳様
    会報誌掲載おめでとうございます。
    分かりやすい論文でヒグマが人類の歴史や環境と深く関わっていることが
    よく理解できました。北大には「クマ研」という歴史ある学生サークルがありますが
    彼らが代々蓄積してきたデータのおかげで「クマ研究」が進んだと関係者が言っていました。「ヒグマ問題」は奥の深い今日的な社会課題です。議論や提言が幅広く伝わっていくことを
    願っています。
                                     樋泉

  4. 樋泉 実 より:

    青柳様
    会報誌掲載おめでとうございます。
    分かりやすい論文でヒグマが人類の歴史や環境と深く関わっていることが
    よく理解できました。北大には「クマ研」という歴史ある学生サークルがありますが
    彼らが代々蓄積してきたデータのおかげで「クマ研究」が進んだと関係者が言っていました。「ヒグマ問題」は奥の深い今日的な社会課題です。議論や提言が幅広く伝わっていくことを
    願っています。
                                     樋泉