エジンバラ・湖水地方とリバプール・ソールズベリー・ロンドンなど英国の旅(6)

市内観光バスに転換した「旧式なダブルデッカー」

【その6】ロンドン市内観光:バッキンガム宮殿、トラファルガー広場、ナショナル・ギャラリーなど。10/17  今日は、ロンドン名物のダブルデッカー(2階建てバス)で市内観光の日。

6:40  ソセージ、クロワッサン、コーヒー、ヨーグルトで朝食。今日は今回の旅で最後の日。ロンドンでは、旧式で引退したダブルデッカーを整備して観光用に活用にしている。これを「貸し切り」にして、我が一行はバッキンガム宮殿に向かう。丁度ロンドン児の朝の通勤時間帯である。バスの窓から住宅や出勤風景を興味深く覗いていく。

暫く走ると金色に輝く天使の像(ビクトリア女王の記念碑)のある、バッキンガム宮殿広場に到着する。ここでバスを降り、広場を観光する。衛兵の交代、宮殿、記念碑、ライオン像など。

再びバスに戻り、今度はトラファルガー広場に向かう。

中央の高い塔の上にネルソン提督の像がある。トラファルガー広場から南は官庁街、北は歓楽街になるという。この広場の主役はネルソン提督で、中央の44mの円柱の上に立っている。これは1805年、ナポレオン率いる仏軍との戦い(トラファルガー海戦)での勝利を記念して作られたもので、その台座は、仏軍の大砲を溶かして作られた、という。また、その四方を囲むライオンは有名で、東京の三菱百貨店前に真似して飾られている。

そこでバスを降り、歩いてナショナル・ギャラリーまで行く。多くの観光客が列を作って、入場の順番を待っている。我らは予約してあるので早く30分ほどで入場となる。近く「ゴッホ展」が開かれるのか、大きなゴッホの絵が、ギャラリーの壁に見える。イギリスの国民的画家ジョン・コンスターブルの「干し草車」が入口に飾られている。

近くのレストランでこの旅最後の昼食。

ダ・ヴィンチ、ゴッホ、セザンヌ、モネ、フェルメール、クリムト等聞き慣れた画家の作品が数多くあり、その蒐集規模に驚かされる。この、ナショナル・ギャラリーは、西洋絵画のコレクションとしては世界最高のランクであるという。パリのルーブル美術館がフランスの王家のコレクションを基にしているのに対し、ここでは、イギリスが国民のための購入した作品が基になっているという。

急ぎ足でナショナル・ギャラリーを観賞した後、トラファルガー広場を見て回り、近くのレストランで本旅行最後の昼食会となる。食後は自由行動で、午後一杯フリー行動となる。トラファルガー広場から地下鉄で妻と2人だけでホテルに帰る事にして、ホテル近くの食品店でちょっとした果物・食べ物それに缶ビールとツマミ等を買って帰り、ホテルの部屋で食べ横になる。疲れがかなり溜まっている。すぐに眠りにつく。

暫くして、明日の帰国のため荷物の整理をし、再びベッドに横になる。

出国の朝、ロンドン名物「霧」のホテルの前庭

10/18  帰国の日 6時起床。窓の外はロンドン名物の霧。7時朝食。昨日同様のコンチネンタルで、リンゴを加えた程度で充分な食事。とても美味い。

部屋で荷物の最終チェックをし、9:00 ホテルをCheck out。 9:30専用バスに乗り1時間ちょっとでガドウック空港に到着。空港は混雑しごった返っている。多くの国からの旅行者であふれ、椅子は足りず、多くが空港の床に直に座っている。私も床に座る。出発は14:30の予定。全てが遅れているような感じ。EK-0016便は1時間遅れで離陸。ドバイ空港で関空組と分かれ、成田に向かう。 17:50予定の15分遅れで成田空港に着く。20:45 成田を発ち千歳空港に10:50に着き、jrで札幌へ。さらにタクシーで11:30無事帰宅。十日ぶりに家の玄関を踏む。

では、また!!