新型コロナワクチンの接種2回を終える !!

札幌市設定の大型会場の1つ Pホテルのロビー(2021.5.27 5:00)

我が国では、新型コロナによる死に至る病が猛烈に拡がっている。R2年6/1現在で、感染者74.5万人、死者1.3万人である。半年前の12/1では、感染者14.9万人、死者2.1千人で、感染者は5倍、死者は6.2倍となっている。世界平均の2.7倍、2.4倍に比べて倍率は感染者2倍弱、死者2.6倍と驚異的である。

昨年3月頃の感染初期では、我が国は海外に比べて別格の優等生であった。何処かでコースを踏み外して暴走が始まり、今では蔓延スピード世界1という好ましくない状況にある。なぜ、こんなことになったのだろう。

朝日新聞朝刊(2021.5.)

中山哲夫(日本ワクチン学会理事)氏 によると、新型コロナワクチンの開発や調達で日本が後れをとったからだという。

感染症対策は、①治療薬 ②公衆衛生的な感染防止策 ③ワクチン の3本柱であるという。米国はワクチン開発とその加速に巨費を投じたが、日本はマスクなど公衆衛生対策が中心で、ワクチンは後回しとし、夏に第2波が来て慌ててワクチンにお金を出したが出遅れは明白。しかも、政府はワクチン開発に過去のインフルエンザなどの失策などから背を向けてきたからだという。 そんなことでオリンピックを前に、唯一の頼みである「ワクチンの確保」と「如何にして多くの国民に接種するか?」先の見えない無力感が漂っている。

そんな中、5/19、75才以上の高齢者へのワクチン(ファイザー社製)接種がOpenとなった。 町医をはじめ、市が開設した2カ所の大会場で予約を受け付けることになった。家族協力して全電話、インターネットを駆使して応募したが、第1日目は全て空振り。がっくりきて諦め、翌朝新聞を見ると、大会場の電話予約枠にまだ3千人分もの余裕があるとのこと。早速電話すると1番でOK。この充足感は何とも言えない。早速友人にTelし、予約を勧めるとこちらもOK。今日は本当についている。

さて、第1回の接種の5/27 午後5:00。Pホテルのロビーには200人位集まっている。長蛇の列で3密も何のその。30分位立ったまま待ち、5時よりB1会場へ誘導される。

1坪ほどのブース内で注射(もろ肌になりあっという間に終わる)

そして、あっという間に注射となり、痛いともかゆいとも記憶は無く、汗びっしょり。気がつくと、接種後の控え室で15分の養生中。6時前には会場を離れる。

こんな事が全国各地で行われている。その労力、時間、善意等に頭が下がる。だが、その出費は膨大で今後更なる出費が必要となろう。これをなんとする?・・・。

3週間後の6/18 4:30。予定通り10分前に会場に着く。

2回目の接種会場。Pホテル3F待合室。整然として私語1つ無く順番を待つ。(6/18 4:30)

直ぐにホテルF3の大ホールに誘導される。この待合室には1列20席が13列。 約250人が整然と椅子について順番を待っている。1列退出すると1列が侵入するというプール方式で、前回に比べ会場は整然としている。 そこで約30分待機して、4:45にはB1の接種会場に誘導され、5:15には接種が終り、前回同様15分養生して5:30には会場を出る。

1回目は 予定時刻よりおよそ45分で、2回目は60分で終了した。この整然と誰1人として列を乱すことなく、穏やかに事が進んでいくのは素晴らしい。これが日本の良さなんだろう。そんな想いを一杯に帰路についた。1週間後には平常に戻れると思うと嬉しさがこみ上げてくる。 コロナに関わっておられる方々に心から感謝申し上げます。ご苦労様。ありがとう。

前回に比べ2回目は、接種した腕は痛く、夜はボーとして読書も出来ず、早く寝る。

上の写真は、予防接種済証です。季節の花「ヤマボウシ」と「ラベンダー」でかざってあります。接種後も大切に保管してくださいと記されています。

こんなして、世紀の大イベント、SARS-CoV-2ワクチン接種は無事に終わった。

では、また !!

コメント

  1. 山根幸嗣 より:

    2回目は7月5日 セレスで です。