初夏! ヤマボウシの白い花が光り、サクランボは熟れる!!

今年も見事に実ったサクランボ(6/24)

コロナ禍もどこへやら、サクランボの赤い実が朝日に輝く。今年は、ソメイヨシノ満開に2日遅れて、5/7サクランボが満開。昨年より2,3日遅い。そしてサトザクラが1週間遅れで満開となった。我が家にはこのバラ科の高木が3本ある。サクラ2本とサクランボ1本である。サクラは元々植えられていた老木と後から植えたものである。

サクランボは、昭和63年に北24条の公宅から引っ越してきた時、丈3m 程の苗を買ってきて植えたもので、今では直径35cm樹高10m(我家の3Fの屋根)を越える大木になっている。

サクランボの樹は本当に早生だ。今年のお正月(1/14)には、余り高くなり過ぎたので思い切って剪定(枝おろし)を行った。伐った枝は大きな束3つにもなり、指定の日にゴミステーションに出した。もとより、今年のサクランボの収穫はかなり減るのを覚悟の上で!

今年、サクランボは連休直後に満開となり、6/10にはもう実が赤く色づき始め、6/16には「初物/はつもの」として食卓に上がった。昨年より6日遅かったが・・・

開花後40日もしないのにもう実が熟すとは、サクランボは本当に早熟の果物である。 山梨(実家)のウメは4か月、我家のミツバアケビは5月初めに花が咲き、7/20 前後に実が熟すので、2か月半以上もかかる。サクランボはこの点で優等生に違いない。

サクランボの木に登り、実を収穫する時には、いつも、この「早熟さ」と「カラス対策」が頭をよぎる。

カラス対策として今年は、隣のゴミステーションの成果を頂戴して、サクランボの木のてっぺんに2本のネマガリダケを立てテグスを張り、そのテグスに銀紙を貼り付け風でクルクル回るような仕組みを作り、花の時期から張って於いた。
そのためヒヨドリやスズメなどは時々来るがカラスは全然寄りつかない。大成功!!

昨今、世の中は、経済活動再開に伴う2波3波の襲来という新型コロナウイルス対策で明け暮れている。この間、我家の狭い庭の花の移り変わりは誠にせわしい。

5/7ボケ、ライラック、ドウダンツツジに続き、エンレイソウ、ボタン、サラサドウダン、タニウツギなどが5月中に次々と咲き、シャクナゲ(6/5)、ウツギ(6/21)、ラベンダー(6/23)と季節は着実に移り、6/23 ヤマボウシが真っ白い花で木全体を覆う頃には、サクランボが熟し、我が家の食卓を賑わせてくれる。

そして、カッコウの声も遠くなったこの時期、サクランボはまさしく爽やかな初夏の食べ物であり、我家の風物詩でもある。

それでは、3密を避けてひとり、

早生樹種サクランボに、そして早熟のサクランボの実に「乾杯!!

では、また!!

コメント

  1. 山根 より:

    カラス対策 テグスは優れものですね。

  2. 樋泉 実 より:

    論文拝見しました。この素晴らしい成果が継承されることを願います。

    カラス対策、さすが、実証的で見事な結果ですね。