2/20 恒例のパートナーシップ除排雪始まる!

ダンプトラックによる粉砕した雪山の搬出

   この冬は例年になく暖かく雪がも少なく、大晦日の最高気温は7℃で雨、積雪は殆ど無く庭木の根元には黒い土が見えていました。  明けて元旦の降雪量は5cmで-5℃ 。三が日の最高気温は0度以下の真冬日でしたが、久々に雪の少ない穏やかなお正月でした。

2月3日は節分。明日からは春というこの時期、札幌東区の降雪深は217cmで例年(337cm)の2/3、我が家の積雪深は17cm と例年(71cm)の1/4でした。

家の前の市道では車の轍は出来たが、下のコンクリートは殆ど露出しており、車の運転にはスリップ事故の心配のない安全な冬でした。この分なら、恒例の町内会事業、パートナーシップ除排雪も中止かなーー と、淡い期待を持ちました。ところが、一夜明けて立春の2月4日には 30cmを越える大雪があり、翌5日も終日雪で30cm、6日も同様に大雪で、この3日間でおよそ1mに及ぶ降雪があり、様相は一変しました。

2月9日には、日中9℃と暖気が戻り少し溶けましたが、積雪深は60cmと例年の70cmほどに積もり、いつもにない重い雪が周囲を包み、道路脇の雪山は視界を遮り、車の運転を危なくしていました。
それまでのパートナーシップの関心も、「やるやらない」から「何時になったら入ってくるのだろう」という期待に変わりました。

パートナーシップは2月20日に始まり翌日には我が家の前までやってきました。

今年は、作業の進捗が早くその日の内に全作業が終わって他に移っていきました。
これは暖冬で雪が少なく、圧雪状の堅く凍った氷層が少なかったためだと考えています。
作業終了後には「吹雪・大雪注意報」が出ていましたが、さしたることもなく経過し、室内にはランの花が咲きみだれ、南国からは桜や梅の便りがしきりです。

三月になると春はもうすぐです・・・。では又・・・

参考
パートナーシップ除排雪とは
 冬の生活道路の確保は、北国では最重要な地域課題である。すなわち、通学・通勤・買物等の歩行者が、車に接触せず安心して歩け、車の場合も交差点での見通しが確保され、生活道路内でのスムーズな交通を実現が、極めて重要である。
 この制度は、昭和62~63年に、当自治会が独自事業として「除雪検討委員会」を設置し、試験的に除排雪を実施したことに始まる。
 平成元年からは自治会独自で実施し、翌2年からは市の「パートナーシップ除排雪モデル地区」に名乗りを上げ、以後、この事業に率先して参加し、今日に至る。
 「パートナーシップ」とは市が計画し、受益者(市民)が費用を分担し、業者が実施するもので、3者が役割を上手に分担し、安全に短期間で除排雪を実施することによる。

コメント

  1. 山根 より:

    いつ写真 御撮りになったのか すばやいですね