昭和49年9月20日、利尻・礼文国定公園はサロベツ原野の一部を追加して、利尻・礼文・サロベツ国立公園に昇格した。これに伴い、我が国最大の高層湿原を有するサロベツ原野は ①肥料原料等の泥炭採取 ②酪農規模拡大のため排水施設を伴う草地・放牧地化 ③観光資源としての湿原保全、という同床異夢を満たすべく無惨にも3分割された。
これでは、将来的に③の湿原保全に取り返しのきかない大きな影響が予測されよう。それは次回に報告予定・・・
- ネムロコウホネ (スイレン科)
- エゾイソツツジ (ツツジ科)
- ハマエンドウ (マメ科)
- エゾキンポウゲ ( キンポウゲ科)
- ナニワズ (ジンチョウゲ科)
- チシマフウロ (フウロソウ科)
- ゴゼンタチバナ (ミズキ科)
- クサフジ (マメ科)
- エゾイソツツジ (ツツジ科)
- アキノキリンソウ (キク科)
- ミズゴケマット上のコケモモ他植生
- ミズゴケ類とツルコケモモの果実
- ミズゴケ層上の植物群落
- ヤチヤナギ(雄花) ヤマモモ科
- ヤチヤナギ(雌花) (ヤマモモ科)
- ヤマドリゼンマイ (ゼンマイ科)
- ミツガシワ (ミツガシワ科)
- ツバメオモト (ユリ科)